74:

← 73: | fish | 75: →

急いでそいつをライブウェルに放り込んで
次のキャストに取りかかる。
入念にラインチェックをして、また音もなく
同じポイントにジグを送り込む・・・・。

2・3投の後、今度はいきなりフォーリング中に喰ってきた!

リールをフリーにしてラインを出していたのが、ひったくられる様に
ジグを持っていかれたので、あやうくバックラッシュするところだった。

相変わらず強引にランディングすると、今回は34cm・・・・
また、次のキャストでは30cmとだんだんサイズが落ちてきていた。

ここ琵琶湖でのトーナメントは、最低寸法が30cmから35cmに
引き上げられていた。
30cmがリミットでは誰でもすぐに達成するほど、大型バスが豊富なのと
日本一のトーナメントの最終戦である。
それなりのハードルアップは当然である。

そこで輝幸は、すこしルアーのサイズを落として
トーナメントワーム6インチのテキサスリグで攻めることにした。
ワームフィッシングの原点ともいえるリグである。
ミミズのようなそのワームは、バスには小魚に見えるらしい。
たちまち喰ってきた。

ワームの動きを良くするためにラインはかなり細めだ。
さすがの輝幸も少し慎重になっていた。
最初の一匹よりもかなり時間をかけてとりこんだそのバスは
36cmの中型バスであった。
ワームのサイズを落とすことによって、バスのサイズが上がった。


2008年8月27日(水)

NO-FISH・過去記事
連載小説 ”NO-FISH”| 1:第一章 プロローグ| 2:| 3:第二章 デビュー| 4:| 5:| 6:| 7:| 8:| 9:| 10:| 11:| 12:| 13:| 14:| 15:第三章 ミラクルバシング| 16:| 17:第四章 ライトゲーム| 18:| 19:| 20:| 21:| 22:| 23:| 24:| 25:| 26:| 27:| 28:| 29:| 30:| 31:第五章 ハイテク バシング| 32:| 33:| 34:| 35:| 36:第六章 リトルアングラー| 37:| 38:| 39:第七章 老人| 40:| 41:| 42:| 43:第八章 迷い・・・・| 44:| 45:| 46:| 47:| 48:| 49:| 50:| 51:第九章 フロック?| 52:| 53:| 54:| 55:| 56:| 57:| 58:| 59:| 60:| 61:| 62:| 63:| 64:| 65:第十章 最後の決戦| 66:| 67:| 68:| 69:十章 第二節 プレッシャー| 70:| 71:| 72:| 73:| 74:| 75:| 76:| 77:| 78:| 79:| 80:| 81:十章 第三節 懐かしいパワー| 82:| 83:| 84:| 85:十章 第四節 スーパーランカー| 86:| 87:| 88:| 89:| 90:| 91:| 92:| 93:| 94:| 95:最終章 ノーフィッシュ| 96:| 97:| 98:最終話| 99:あとがき| NO-FISH