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輝幸が最初に手にしたルアーは、小さめのスピナーベイトだった。
水質がかなりクリアーなために、カラーはブルー。
なるべく遠投して、バスに警戒されないようにする。
浅場に居る少しでも大きなバスを狙っていく作戦である。

気温19℃ 水温は表面で14℃、狙うラインは12℃であった。
この時期としては、かなり低めの水温である。
バスの低活性が予想される・・・。

第一投目・・・・・
かなりの遠投をして、じっくりとスピナーベイトを沈める。
水深は6.3mからなだらかにドロップオフしている。

8秒ほどカウントダウンして、彼のスピナーベイトは湖底に辿り着いた。

スピナーベイトは、フリーフォーリング中(ユラユラと落ちていく間)にも
ヒットする可能性が高いルアーである。
ラインの動きに細心の注意を払うが、フォーリング中にバイト(喰いつく事)
は、なかった。

ゆっくりと湖底ギリギリを引いてくる・・・・
・・・・バイトは無い・・・・・・・

やはりこの日のバスの活性は、相当低いようだ。
何度かキャストを繰り返すが、スピナーベイトには反応がなかった・・・。

しかしバスが水面近くまで上がってきているとは思えない。
バスは確実にボトムに居るのだ。


2008年6月16日(月)

NO-FISH・過去記事
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