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時間切れ30分前にリミットを達成したこともあって
早めに計量所の方へ向かおうとボートを走らせていた時に
ふと・・・・ほんとうにふと思いついて
何でもないポイント(というようなポイントではなかったが)に
スピナーベイトを投げた。

魚探も見ず、エレクトリックモーターも降ろさず
ただ何気なくキャストしただけなのであるが・・・

そのフォーリング中に、突然バイトがあった。
本当に何もない所であった。
たまたま散歩していたバスの目の前に彼のスピナーベイトが泳いできて
運良く(バスにとっては運悪く・・)”釣れた”のである。

”釣った”のではなく、”釣れた”のではあるが、結果的には大オーライ!
しかも、46cmの立派なランカーである。

”釣れた”時、輝幸はいつもの「ビンゴ!」の言葉も忘れて
強引にアワセ、そしてがむしゃらに巻き続けた。
それでラインが切れなかったのも運が良かったからであろう。

ともかく、そいつをライブウェルの中にいた一番小さい奴と入れ替えて
大急ぎで計量所に戻った。

磯村はすでに計量を済ませていた。
現在3位の成績である。

輝幸は、後ろから数えて3番目に計量所に入った。


2008年8月 6日(水)

NO-FISH・過去記事
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