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この一投でバイトがなければ移動しよう・・・
そう考えていた・・・

着底して1・2秒数えてから、チョン・チョンと微妙なアクションをつけてやる・・
そして時折、何もアクションをつけずスーっと引いてきたり・・と
変化に富んだアクションだった。

そして再び数秒間の静止の後、チョンとロッドをほんの少しあおった時である。

?コツン?

ロッドティップを指で弾いたような微かなアタリがあった!

クッと力が入り、全身に緊張が走りぬける。
「よし!食ってる・・・」
静かに、そして力強く一言呟いて、少しだけラインにテンションをかける。
するとバスは、獲物が逃げると思ってがっぷり喰いつくのである。

・・・完全に喰いついているようだ・・・・

輝幸はロッドで空中をスイープするようにフッキングをくれてやる!
ググっとバスの重みが加わる・・・!

「ビンゴ!」

ラインは8ポンドのライトタックルである、
あまり無理をするとキーパーサイズのバスならば切られてしまうこともある。
しかし、輝幸はこと取り込みに関しては、本当に大胆である。
その卓越したドラグワークや、ロッドアクションで一瞬にして弱らせて
ボート際まで寄せてくる。

ライトタックルということもあり、ゴボウ抜き・・というわけにはいかないが
それでも、ネットを使わずハンドランディングで取り込んだ。


2008年6月18日(水)

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