1993年:平成5年、現在の店舗に建て替える。
以前の津之喜酒舗は。典型的な京町家でした。鰻の寝床の細長い造り、石灯籠を備えた苔生した坪庭、古い蔵・・・。店は現在の半分の面積しかありませんでした。お風呂は酒やビールを入れる木の箱を解体したもので焚き出し、冬の底冷えが身にしみました。 そこで平成5年(1993)年に大改装。現在の機能的な店舗になりました。 5月にJリーグが開幕、6月に皇太子様と雅子様が結婚という新しい時代を感じさせる年の出来事でした。 錦市場にマッチした外観は健在です。店の前に飾ってある杉玉は、建て替えの時に贈られたものです。
2005年8月15日(月)