サーキットの狼

ギタリスト仲間で、俺の難儀な髪の毛を世話してもらってる
ave hairworks
のブログに反応して・・・。

昔・・・そう、小学生のころ心熱くしたスーパーカーブーム・・・
カウンタック・・・512BB・・・ロータスヨーロッパ・・・

・・・・とくれば、これはサーキットの狼だす。

上出のAve haie worksのブログで、そのロータスのミニカーが
発売された!との話題に反応しまして・・・

うちにもこんなんありました!
090918_2230~0001.jpg
嗚呼、なんと懐かしい・・・

スーパーカー消しゴム。

これを、消しゴムとして使用してはならない。
・・・・全く消えない・・・・
っていうか、使ってる奴おらんやろな・・・。

もっぱら、サーキットの狼ごっこ?だ。

机にサーキットのコースを書き、ノック式のボールペンの
バネの力を利用して、ちょこちょこ前に進みゴールを目指す。

勝ったものが、負けた者のスーパーカー消しゴムを剥奪する。

負けない為に、独自のチューニングを施す。

タイヤ面に、鉛筆の芯を塗りこんだり、アロンアルファを塗布して
すべりを良くする。
ボールペンのバネの力を強くする。
裏面を彫刻刀で彫って、計量化を図る。

などなどチューンナップした我がお気に入りの一台を
いざ、スタートラインに並べ、ペチペチと
第一コーナーを回って行く。

色々なルールがあって、コースアウトしたらスタートラインにもどったり
一回休みになったり。

ヘアピンコーナーでは、リスクを抱えながらショートカットをする。

弱くても、強くてもコースアウトだ。
ストレート用のバネの強いボールペンと、微妙なコーナリング用の
弱いバネのボールペンを用意して闘っていたが
シーズン途中で、レギュレーションが変わり
一レース一本のボールペンを使用・・・と決まった。

これは、その都度描かれるサーキットのレイアウトによって
使い分ける。
シルバーストーンのような高速サーキットではバネの強いペンを用い
スパ・フランコルシャンのようなテクニカルサーキットでは
弱いバネのペンを用いる。

ツワモノは、テクニカルサーキットに敢えて強いバネのペンを用い
コーナーを2・3個スッ飛ばすテクニックを用いたりする・・・。

そして、熾烈な闘いに敗れお気に入りのカウンタックを
はく奪された日は、一日ブルーだ・・。

リベンジを試みるも、相手はなかなかカウンタックを投入しない・・・。
たいていポルシェターボで挑んでくる・・・。
消しゴムのポルシェターボは、のっぺりしていて
あの特徴あるフロントボンネットのふくらみがあまりなくて
ポルシェに見えないのだ・・・。

こちらも、ポルシェで対抗する・・・。

なんとか連勝し、いよいよ相手がカウンタックを持ちだす・・・

こちらのマシンは・・・・

そう、やはりロータスヨーロッパってことになる!

ハマの黒豹にはやはりロータスでないと・・・。

嗚呼・・・・

裏面は、たいてい彫刻刀で彫り込んであるが
実は、しっかり作り込んであって
エキゾーストなんかもしっかり表現されてるのよねー
090918_2315~0001.jpg

今も、そんな時代のスーパーカー見たら
間違いなく心ときめくよね。

もうすでにクラシックカーの範疇やけど・・・。

ちなみに、この前カウンタックLP400みたら
ホイールなんて、15インチやもんね。

でも、あの存在感はディアブロやムルシエラゴとは
比較にならないです。


2009年9月19日(土)