おばあちゃん・・・。

このブログでも何度か登場してもらった
僕の大好きなおばあちゃん・・・。

とうとう天国に逝っちゃいました・・・。

享年92歳。
大往生です。

幸せな事に、家族で最期を看取ることができました。
本当に安らかな往生でした。

入院してから・・・
日に日に元気がなくなっていくおばあちゃん・・・。

おばあちゃん・・・・もうええんやで。
痛い思いや、辛い思いはもうせんでええんやで・・・。
92年も生きてきたんやから・・・。
もう、ゆっくりしたらええ。
やすらかに、おじいちゃんや、先に逝ってしまった親父の待ってる
天国に逝ったらええねんで・・・と思っていた。

そんな中、病院からの危篤の呼び出しに
未明から向かう・・・。

そこで、本当に美しい純粋なことに出会った。

心電図のモニターを取り付けられた、おばあちゃん・・・。
僕はおばあちゃん・・・・安らかに・・・としか思ってなかった・・・。

でも、甥っ子の信太郎は違った。

数値が少しでも良くなると、まるで戦隊モノのヒーローが
悪を倒した時のように、喜ぶ。
頑張れ!おばあちゃん!
そう!その調子でどんどん良くなれ!
元気になって!と・・・。

逆に、少しでも数値が悪くなると、本当に真剣な顔で
おばあちゃんの手をしっかり握って、小さな声で
頑張れ・・・おばあちゃん・・・と。

純粋に生きていてほしい。
もっと一緒に居たいよ・・・おばあちゃん・・。
死なないで・・・・
そんな、曇りのない心に触れたのだ・・・。

なにも、僕の心が曇っている・・・とは思ってない。
間違ってるとも思ってない。

でも、まだ小さな信太郎の純粋な心に
涙が溢れてきた。

その、曾孫に看取られて安らかに逝ったおばあちゃん。

ありがとう。
今頃おじいちゃん、おやじと話しでもしてるのかな・・・。

最後になりましたが、祖母の生前のご厚情に感謝いたします。

    孫 藤井輝男


2009年4月21日(火)