これほどの贅沢がありましょうか・・・・。

移り行く季節を小舟に乗せて、一席・・・・。

先日、お得意先のお酒の会に行ってきました。
”嵐山の鵜飼を楽しむ夕べ”

もう４０年も京都で生きているが、鵜飼を見たことがない。
いや、正確には鵜飼船に乗ったことがない。

それはそれは贅沢なもんですな。
平安の昔から、一番の贅沢は船遊びだと言われてます。

お得意先に集合して、揃いの浴衣でぞろぞろと
観光バスまで向かいます。

これだけ、揃いの浴衣が行進すると結構目立つ・・・。
恥ずかしくはなかったけど・・・。

ちなみに浴衣すがたでございます。

地方回りの芸人風ですな・・・・。

で、嵐山に到着・・・・。
日が暮れるまで、宴会だ！！
いつもの宴会が始まる・・・。

以前のブログでも書きましたが、ここの宴会は
超トラディショナルだ！
これぞ伝統芸能・・・・・
始まりました、野球拳！！！！！

残していかねばならない文化です。

で、適当に酔っ払って（・・・適当？だいぶやろ・・・）
いよいよ乗船の時間。
立派な屋台船・・・。
もちろん、脇には缶ビールを抱えております。

湖のように静かな川面を船が滑り出します。
遠くには鵜飼船のかがり火が見えてます。

川の中ほどで鵜飼船と合流・・・・・
鵜が放たれます！

おーおー、健気に潜りよるわ。
なかなか取れないでいるけど、がんばっとる。
中の一羽がついに鮎？を捕獲！
鵜飼船の鵜匠と、こちらの屋形船の客から同時に歓声が上がる。

俺はというと、缶ビール片手にイカ焼きを頬張っていたので
歓声も上げられない・・・・。
昔から、屋形船でイカ焼き・・・・・憧れておりました。

本当に失礼ながら、先ほどの宴会の料理よりも
心に染みました。