翼・・・・。

突然ですが、14日の水曜日に
月一回の休みを利用して、かの有名な”足立美術館”に
行ってきた。
080513_1459~0001.jpg
前々から行きたいと思っていた。

足立美術館の御令嬢と友達になって、それで
いちど京都の高島屋で”足立美術館展”に寄せてもらって
大観の絵に魅せられた・・・というのもあるのだが
ずば抜けて美しい庭園を、実際にこの目で見たかったからだ。

中国道をぶっ飛ばして、安来節で有名なこの地に到着。
早速館内に入る・・・・。

いきなり、その庭園が目に飛び込んでくる。
いや、これはまだ序章だ。
ひとつ階段を降りて、美しく磨かれた一枚ガラスの向こうに
広がる雄大な庭。

美しい・・・。
素直に美しい・・・・。

借景と呼ばれる、背後の自然の風景を利用して
奥行きを出したその計算された美に息をのむばかり・・・
080513_1509~0001.jpg

順路を進むと、滝や、池や芝生などが次々と
美しく磨かれたガラス越しに浮かんでくる。

ふと見ると、美しい芝生で小さな小さな雀が
気持ち良さそうに散歩している。
080513_1508~0001.jpg
(見えへんよね・・・)

ええなぁ・・・鳥は・・・。
ほんまに自由やなぁ・・・。
自由の象徴やなぁ・・・。
好きなところから、好きなところへ・・・。
息をのむような美しい庭園にも、いつでもどこからでもどこへでも・・・。
ガラス越しじゃなく、そのものの中に・・・。
どこまでも飛んでいける・・・。

以前フクロウの記事の時に、”フクロウ飼いたいっ”って思った
と書きましたが、訂正!
鳥は、籠の中に入れたらアカン・・・。
鳥に憧れる人間・・・。
いや、鳥のような自由に憧れる人間・・・。

イカロス・・・・。

小さな小さな雀だったけど、媚びず、誇らず、
妙に堂々としてたような気がした・・・。
いろんなことを考えさせてもらいました。

最後になりましたが、足立美術館の御令嬢
ともちゃん、ありがとう。
また、例の場所で・・・・。


2008年5月16日(金)