魅せられること。

昨日は更新できませんでしたね・・・・ゴメンナサイ・・・。

月初なのと、どうもPCのトラブルで言うこと聞いてくれなかったんです。

デジタルはどうも苦手。

アナログだと、”なんとかなる”イメージ”なんだけどデジタルは

もうお手上げ。

ぜーんぜんわからん・・・・。

ヘルプを紐解いてみるんだけど、専門用語の羅列で熱が出そうになる。

急遽、お世話になってるウェブマックスさんに来ていただいて

なんとか修復しました。

 

さて、気を取り直して・・・・。

先日のブログでも”並んででも行きたい”と言っていた

”若冲展”・・・・行ってきましたよ。

 

皆さん、伊藤若冲をご存知ですか?

稀代の日本画家です。

あの、丸山応挙や狩野派で有名な狩野永徳と並び賞される天才です。

若冲と錦市場は切っても切れない関係です。

若冲は1716年に、錦市場の八百屋の息子として生まれるのです。

長男として生まれながらも、家業を継ぐのを拒み画家への道を

黙々と進んだ若冲ですが、家業を継がなかった・・・という罪悪感にも似た

感情は生涯を通して持っていたようです。

 

僕は絵の評論など出来るはずも無いのですが、若冲の絵は本当に

魂を引きずり込むものがありますねー。

あの、恐ろしいほど緻密な描写。

それでありながら全体のバランスといい、力強さといい・・・。

今回”動植綵絵”を初めて全部見たんですが・・・もう唖然。

独り言で”何コレ?”とか、”恐ろしい集中力やなー”とかつぶやいておりました。

ほんと、凄い作品ですわ。

 

動植綵絵が一度に全て見られる機会は今後なかなか無いと思うんですが

みなさん、なにかの機会に若冲の絵が一つでも見られる機会があったら

是非、その魂に触れてみては如何でしょうか。

強くオススメいたします。

 

さて、その若冲展・・・

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会期の終了が迫っているとはいえ、平日の午前中で待ち時間は40分。

出てきたときは2時間待ちでした。

でも、見ておいてよかった・・・。

 


2007年6月 2日(土)