神輿洗いの神事

 いやぁ、一年ぶりに見る錦の神輿・・・見とれるくらい美しいです。

山鉾巡行の鉾たちも豪華ですが、神輿には

質素な絢爛さがあります。

もちろんキンピカで派手なんですが、なにかシンプルな美しさがありますね。

さてさて、昨日はそんな神輿との一年ぶりの再会を果たし

その、神輿に飾りを施す大切な日です。

神輿洗いの神事は、いよいよ神輿が始まるその第一歩です。

まず、一年間封印された神輿蔵を開けると、すっぽりと

布に覆われた3基の神輿がございます。

060710_1458~0001

その脇には、飾りつけに必要な”お飾り”が

ぎっしりと詰まれております。

一つ一つがずっしり重たいです。

060710_1505~0001

そして静々と覆いがあげられ、いよいよ神輿とのご対面です。

飾りつけの施されていないすっぴんの神輿”はだか神輿”と呼ばれます。

060710_1538~0001

向かって左が”西御座”我々が担ぐ神輿。

真ん中が”中御座” 三若神輿会がご奉仕されます。

右が”東御座” 四若神輿会のご奉仕です。

060710_1739~0001

ずらり並べられたお飾り”瓔珞”とよばれます。

060710_1738~0001

中でも重要な”鵜之鳥”と呼ばれる神輿の頂上につける飾り。

060710_1846~0001

神輿会の役員が自分たちの手で飾りつけします。

これを憶えてるのが誇りでもあります。

060710_1915~0001

飾りつけの終わった”西御座”の神輿。

ほんと、息を呑むほど美しいです。

 

 


2006年7月11日(火)