灯台下暗し・・いざ山崎

行って参りました、サントリー山崎蒸留所。

灯台下暗し・・・初めて行ってきました。

サントリーの白州蒸留所、ニッカの北海道は余市蒸留所

同じく、宮城の蒸留所などは行ったことがあるのですが

お膝元の山崎蒸留所って、いつでも行けるわ・・・の感覚で

この歳まで行けませんでした。

いやぁ、美しい蒸留所でしたよ。

お昼からバスに乗って、ビール飲みながらお花見気分で

国道171号をいざ!山崎!

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白州のように深い森の中にあるんではなく、里山にある感じ。

でも、でかい!

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京都、いや日本でも有数のバーK6のスタッフの皆さんとご一緒させてもらいました。

後姿が、K6の西田マスター。

京都の若いバーテンダーのリーダー的存在です。

 

さてさて、いざ蒸留所内へ!

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蒸留所内に入って、まずはマッシュタンでございます。

麦芽を発酵させるタンクです。

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こちらは、地酒でいうところの酒母のタンク。

説明では蔵付きの乳酸菌を利用するとのこと・・・。

まさしく山廃仕込ですね。

 

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これが蒸留所の心臓部、ポットスティルでございます。

初溜六基、再溜六基の合計12基が稼動しております。

一時期、ウイスキーが売れない時期には、一年間火が入らなかった年も

あるんだそうです。

さびしい限りですね。

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美しい銅製のポットスティル。

それぞれ独特の形をしています。

形によって微妙に味わいが違ってくるんですよ。

 

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こちらが、蒸留されたニューポット(原酒:無色透明)が長い眠りにつく

熟成庫です。

整然と並べられた樽が圧巻です。

非常に美しい風景ですね。

 

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僕の誕生年の樽を見つけました。

もう40年ものなので、まのすごく高価なウイスキーになります。

んー、飲んでみたい・・・。

中身は、もう半分以下に減っております。

蒸発してしまうんですね。

減った分はエンジェルシェア(天使の分け前)と呼ばれます。

 

短い時間でしたが、ほんと勉強になりました。

ウイスキーって、ほんと旨いですもんねー。

今回は、長いレポートになっちゃいましたね。

楽しんでいただけましたか?


2006年4月 4日(火)