いらっしゃいませVIP

皆さんご存知のとおり、今日は大統領がご来洛でございます。

町衆はそれほどでもないのですが、全国から集まった

警察の皆さんは、恐い顔してそこらじゅうに居ます。

僕は政治的思想もないし、単純に仲良くしてもらったほうが良いので

これくらいの警備体制は仕方ないところですかねー、くらいの思いです。

 

面白い話があるんですよ。

もう10年くらい前でしょうか・・・、京都にゴルバチョフ大統領が来た時です。

友達のS君が電話してきて”親父にゴルフクラブのセット一式もらったから

打ちっぱなしでも行こう!”ということ。

で、S君を車で迎えに行きました。

古びたゴルフバッグを担いでS君登場。

”今日はゴルバチョフ来るらしいなー”

”関係あらへんわー”

などと、話しながら御所の横を通り過ぎようとしたときに

検問に止められました。

僕の車はワゴンなので止められやすいのだそうです。

別にやましいところはなーんにも無いので、堂々と免許を見せて

ご苦労様ーー、くらいの感じだったのですが・・・・。

トランクを開けていろいろ物色する警察官。

”これから打ちっぱなしですわー”と僕達・・。

それが、恐ろしい悲劇の幕開けだとは誰も思いませんでした・・・。

僕のゴルフバッグにはカバーが付いてないのでクラブがむき出し・・。

でも、S君の親父さんのゴルフバックにはちゃんとカバーが付いていて

それを、警察官が開けた瞬間・・・・。

辺りの空気が凍りつきました。

な・なんと、ゴルフバッグの中に日本刀が入っていたのです。

警察官がどかどかっと何人も集まってきて、二人とも車から降ろされました。

”なんじゃこりゃー”と警察官・・・。

S君は、ぽかーんとしてます。

S親父が、趣味の日本刀の保管場所にと古いゴルフバッグに入れてたのを

忘れてただけなんですが、それはもうパニックでしたよ。

携帯なんて持ってないし、お父さんの会社に電話して事実確認して

ようやく開放されたのは2時間後・・・。

没収されること無く開放されたのですが・・・(贋作だったので)

その後、打ちっぱなしで日本刀の7番アイアンでナイスショットを連発したのは

今となっては幻なのか・・・。

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群馬県警さん、ご苦労さん。

 

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マンホールも全て封印

 

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ジョギング日課のおじいちゃんはどうなるんやー。


2005年11月16日(水)